こんにちは。吉田です☆
冬にどうして感染症が流行するか知っていますか?
その理由は、病原体である“ウイルス”と、感染する“人”の条件がそろい、感染が成立しやすくなるからです。

ウイルスの種類にもよりますが、冬の気温や湿度がウイルスに至適な環境を作り出しています。
15℃以下の低い気温と40%以下の低い湿度により、ウイルスは表面の水分を失い空中に浮遊しやすくなります。
またこのような環境下においてはウイルスの生存期間も長くなるため、感染も拡がりやすくなります。
![ウイルスのイラスト※複数🎨【フリー素材】|看護roo![カンゴルー]](https://img.kango-roo.com/upload/images/ki/virus-bacteria-character-plural-thumbnail.jpg)
一方、人も体が冬の気温・湿度に追いつかず、感染しやすい状態となります。低い湿度と冬の水分摂取量の低下等から気道の防御機能(ウイルスなどを排出する絨毛機能)がうまく働かなくなり、ウイルスの侵入が容易となります。

また、体温が1℃低下すると人の免疫力が30%低下すると言われており、気温の低下に伴い体温が低下し、感染しやすい状態になると言えます。
つまり、感染症にかかりにくくするには…

●部屋の温度は暖房を調節し22~26℃を保つ。
●部屋の湿度は加湿器やディフューザーを使う、洗濯物を干すなどの工夫をして50~60%を保つ。
●小まめに水分を摂って喉を潤す。
●温かいお風呂に入る。カイロを使う。手首・足首・首を衣服で覆う。とにかく体を冷やさない!

これに加えて、手洗いと手指の消毒、うがい、3密を避けるなどの感染症対策をすればリスクがかなり減らせます。
できることからコツコツ続けていきましょうね♡